安評センター / 安評センター ID: J00991

Tgマウス作製 ID: J00991

染色体上にランダムな遺伝子導入を行うトランスジェニックマウスの作製受託サービスを提供しております。

サービスについて

概要

安評センターでは、染色体上にランダムな遺伝子導入を行うトランスジェニックマウスの作製受託サービスを提供しております。提供材料や安評センターで保有する材料の組み合わせにより、ご希望を満たす発現ベクターの構築を行い、トランスジーンを切り出し精製し、安評センター標準系統であるC57BL/6N系統(ご希望の系統での実施も可能です)の受精卵へマイクロインジェクションいたします。離乳した産子より、体組織を採取し、ジェノタイピングPCR解析を実施、ファウンダーマウス(F0)を同定します。
別途、導入遺伝子のcDNAクローニングを含め、樹立後のマウス増産や凍結胚・精子作製まで、一連の作業に対応いたします。

特長

  • トランスジーンを野生型マウスの受精卵にインジェクションして作製
  • 遺伝子をマウス個体で強制発現させる
  • プロモーターの選択により特異的な発現が得られる
  • CAGプロモーターの使用により全身に強く発現させることも可能

ご注文に関して

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参考価格・納期

作業内容 納期 価格(税抜)
DNAインジェクションと産子の取得
1. プラスミドDNAの直鎖化と精製
2. 受精卵(C57BL/6系統)200個へのインジェクション
3. 産子の8週齢までの飼育
4. 産子の体組織採取
約4ヶ月 ¥750,000
ジェノタイピングPCRによるファウンダーマウスの同定(*1)
5.ジェノタイピングPCR条件の設定(*1)
6.ジェノタイピングPCR
1ヶ月 ¥200,000

* 1ジェノタイピングの結果、ファウンダーマウスが得られなかった場合、5、6の費用は請求いたしません。
* 自然交配によるF1マウス作製では、妊娠に至らず産子が得られない場合があります。その場合は、交配費用(¥100,000 / 棚数)で別途見積の上精算となります。
* 実施内容・規模により費用・納期が変わる場合があります。
*ファウンダーマウス(F0)を作製します。
* マウスの輸送費・微生物検査費は、別途申し受けます。

オプションサービス
作業内容 価格(税抜)
インジェクション100個の追加 ¥200,000
発現ベクター設計と構築
提供cDNAを1ライゲーションで任意のバックボーンベクターに挿入しシークエンス確認を行い、発現ベクターを構築します。
¥200,000~
自然交配による次世代マウスの作製
安評センター社SPF施設の飼育ラック1棚を占有させ、1世代(3ヶ月間)の飼育・繁殖を行います。交配開始から取得した産子を含め、15週間までの飼育とPCRジェノタイピングを実施します。(*1、2)
* 1棚は10ケージを収納する規模です。交配・繁殖の進行に伴い、適宜、ケージ数を調整します。
* 妊娠出産に至らず産子が得られないときは、交配費用(¥100,000 / 税抜)のみでの精算とさせていただきます。
*取得したファウンダーマウスに合わせて別途見積もります。
¥268,000
凍結胚の作製(200個)(*3、4)
¥250,000
凍結精子の作製(ストロー7~10本以上)(*3,4) ¥120,000

*1 産子は8週齢までの飼育とジェノタイピングを実施します。
*2 実施規模により価格は変わります。
*3 取得個数を保証するものではありません。
*4  作製規模を拡大することも可能です。その場合費用は異なります。

関連サイト