SignaGen Laboratories / コスモ・バイオ ID: J00938

アデノウイルス(AdV)作製受託サービス ID: J00938

サービスについて

概要

SignaGen社アデノウイルス作製サービスでは、アデノウイルスベクターの構築から独自技術による高タイターなウイルス増幅まで、アデノウイルスを使用した研究を幅広くサポートします。
この独自技術は、ウイルスパッケージング時にHEK293細胞に細胞死を引き起こすような毒性遺伝子をもつアデノウイルスベクターの利用にも非常に有効です。

特長

  • ハイレベルな一過性タンパク質発現を実現
  • 毒性遺伝子についても対応可能(但し、CMVプロモーター選択時のみ可)
  • 多様なプロモーター・レポーターを選択可能(fig.1

アデノウイルス作製サービス

【作業内容】

  • アデノウイルスベクターの構築と調整
  • アデノウイルスストックの作製とアデノウイルスの増幅
  • Large Scaleのみ2×CsCl超遠心によるアデノウイルスの精製
  • アデノウイルスのPFU測定の実施
アデノウイルスベクターのITR間の配列は、以下の中からご希望のプロモーター、レポーター、セレクションマーカーをお選び頂けます。(fig.1)(fig.2
ITR間は最大7.5kbまで導入できます。上記以外の配列も対応可能ですので、ご希望の場合はお問い合わせください。

アデノウイルスの作製容量に応じて以下の3種類のスケールで対応しております。
Scale 濃度(*1) 容量(*2) 納期 グレード
Large >5 x 1010~5 x 1011 PFU/mL 2mL 4~5週間
(*3)
in vivo
(高純度アデノウイルスストック)
Medium >5 x 1010~5 x 1011 PFU/mL 2mL in vitro
(アデノウイルスストック)
Pilot >5 x 1010~5 x 1011 PFU/mL 1mL

*1 最終的なウイルス産生量は導入遺伝子の性質に依存します。
*2 上記以上のスケールも対応可能です。
*3 目的遺伝子の合成をSignaGen社にご依頼頂く場合、納期は都度見積もりとなります。

アデノウイルス増幅サービス

お送りいただいたアデノウイルスベクターまたはアデノウイルスを使用してウイルスの増幅を行います。

【作業内容】
・アデノウイルスストックの作製とアデノウイルスの増幅
・Large Scaleのみ2×CsCl超遠心によるアデノウイルスの精製
・アデノウイルスのPFU測定の実施

アデノウイルスの作製容量に応じて以下の2種類のスケールで対応しております。
Scale 濃度(*1) 容量(*2) 納期 グレード
Large >5 x 1010~5 x 1011 PFU/mL 2mL 3~4週間 in vivo
(高純度アデノウイルスストック)
Medium >5 x 1010~5 x 1011 PFU/mL 2mL in vitro
(アデノウイルスストック)

*1 最終的なウイルス産生量は導入遺伝子の性質に依存します。
*2 上記以上のスケールも対応可能です。

ご注文に関して

お問い合わせフォーム よりお問い合わせください。

参考価格・納期

サービス項目 価格(税抜) 納期
アデノウイルス作製サービス お問い合わせ 4~5週間(*)
アデノウイルス増幅サービス お問い合わせ 3~4週間

* 目的遺伝子をSignaGen社にて合成する場合、納期は都度見積もりとなります。

関連サイト