鎌倉テクノサイエンス / 鎌倉テクノサイエンス ID: J02209

安全性試験 生物学的安全性試験 ID: J02209

サービスについて

細胞毒性試験(医療機器GLP、ISO可)

医療機器やその原材料の抽出液の細胞毒性を確認するための試験です。培養細胞を用いたコロニー形成法で評価します。
細胞 : V79細胞(チャイニーズハムスター由来)(fig.1)(fig.2

皮膚感作性試験(医療機器GLP可)

医療機器やその原材料が感作性(遅延型アレルギー反応)を引き起こす可能性の有無を確認するための試験です。
試験方法には、Maximaization法とMaximization法を改良したAdjuvant and Patch法があります。
Maximazation法は、医療機器またはその原材料の抽出物をモルモットに感作および惹起し、皮膚反応により感作性を評価します。
この方法は感作増強剤としてフロイントの完全アジュバント(FCA)を用いるため感度が高いとされています。
Adjuvant and Patch法は、抽出物が水またはFCAに不溶あるいは分散せず、皮内投与が困難な場合に使用します。
この方法もFCAを用いているため感度が高い方法です。

実験方法
抽出溶媒 有機溶媒、極性 / 非極性溶媒(生理食塩液 / 植物油)
感作 皮内注射、塗布
惹起 開放塗布、閉塞塗布
観察 皮膚反応(紅斑・痂皮、浮腫の程度)
開放塗布の場合 塗布後24、48、72時間
閉塞塗布の場合 貼付物除去後24、48時間

h-CLAT試験


医療機器やその原材料が感作性(遅延型アレルギー反応)を引き起こす可能性の有無を確認するための試験で、動物実験代替法として開発された試験です。医療機器またはその原材料の抽出液をTHP-1細胞(ヒト単球由来細胞)に暴露し、24時間培養後に細胞表面に発現するCD86およびCD54を染色し、その発現量をフローサイトメトリー(FACS)で測定し、感作性を評価します。

1. 用量設定試験
細胞生存率が75%となる被験物質濃度(CV75)を算出
1) THP-1細胞に複数濃度の被験物質を添加し、24時間培養
2) MTT試薬を添加し、細胞生存率を測定し、CV75を算出
2. 本試験
方法 1) THP-1細胞に複数濃度の被験物質を添加し、24時間培養
濃度:CV75×1.2から公比1.2で8濃度
2) 細胞を回収し、抗体および7-AADを添加し、FACS測定
抗体:CD86、CD54、マウスIgG1
データ解析
FI (%) = (被験物質処理MFI - 被験物質処理Isotype control MFI)/ (被験物質未処理MFI - 被験物質未処理Isotype control MFI)×100
注)MFI;(Geometric) Mean Fluorescence Intensity
陽性判定基準
CD86 RFI > 150%
CD54 RFI > 200%
3回の実験のうち、いずれか一方の抗体で基準を超えるRFI値が2回以上ある場合、陽性

刺激性試験(医療機器GLP、ISO可)

医療機器やその原材料が生体組織と接触した場合、その局所に対する組織障害性、炎症誘起性あるいは刺激性の有無を確認するための試験です。医療機器またはその原材料の抽出液をウサギに投与して評価します。 試験方法には、皮内反応性試験、皮膚刺激性試験、眼刺激性試験があり、医療機器の使用方法により適切な試験方法を選択します。

実験方法
1) 皮内反応試験
抽出溶媒 生理食塩液、植物油等
投与 1回(皮内注射)
観察 投与直前(直後)、24、48、72時間後に紅斑・痂皮および浮腫の形成を肉眼的に観察
2) 皮膚刺激性試験
抽出溶媒 生理食塩液、植物油等
投与 1回(貼付、塗布)
観察 貼付・塗布直前、貼付・塗布物除去後1、24、48時間に紅斑・痂皮および浮腫の形成を肉眼的に観察
3) 眼刺激性試験
抽出溶媒 生理食塩液、植物油等
投与 1回(点眼)
観察 点眼前、点眼後1、24、48、72時間に、スリットランプ等を用いて前眼部の角膜混濁および結膜充血の程度を観察し、また、フルオレセインナトリウム溶液または試験紙を用いて角膜の損傷の有無を確認


眼装用試験

ウサギを用いて、コンタクトレンズの眼組織に対する影響を肉眼的および病理組織学的に検査し、評価します。
実験方法
装用 8時間 / 日、21日間
肉眼観察 両眼(角膜、虹彩、前房、結膜等)
1回 / 日(検眼鏡等)
1回 / 週(スリットランプ等)
病理組織学的検査 装用期間終了後

急性全身毒性試験(医療機器GLP、ISO可)

医療機器やその原材料に急性毒性を示す物質が存在しないことを確認するための試験です。医療機器またはその原材料の抽出液をマウスに単回投与(経口および腹腔内)した後、72時間までの一般状態の変化、体重推移、死亡の有無などから毒性作用を評価します。
実験方法
抽出溶媒 生理食塩液、植物油等
投与 1回
症状観察 投与直後、4、24、48時間後
体重測定 投与前、24、48、72時間後
病理解剖学的検査 72時間観察終了後

亜急性毒性試験(医療機器GLP、ISO可)

医療機器やその原材料が長期間にわたり連続あるいは繰り返し使用された場合の毒性の有無を確認するための試験です。医療機器またはその原材料の抽出液をラットに反復静脈内投与し、症状観察、眼科学的検査、臨床検査(尿、血液)、病理学的検査等を行い、毒性を示す物質の有無を確認します。
実験方法
抽出溶媒 生理食塩液等
投与 1回 / 日
症状観察 2回 / 日
体重測定 1回 / 週
摂餌量測定 1回 / 週
眼科学的検査 投与前1回、投与最終週1回
尿検査 投与最終週
血液検査 投与期間終了翌日
病理学的検査 投与期間終了翌日

発熱性試験(医療機器GLP、ISO可)

医療機器やその原材料に微生物由来の発熱性物質や発熱反応を示す物質が存在しないことを確認するための試験です。医療機器またはその原材料の抽出液をウサギに単回耳介静脈内投与し、体温測定を行い、発熱性物質の有無を確認します。
実験方法
抽出溶媒 生理食塩液等
投与 1回(10mL / Kg)
体温測定 投与後3時間までの直腸温度
体重測定 投与前、24、48、72時間後
対照体温 投与直前の直腸温度
判定 対照体温と投与30分間隔体温との差を算出し最大値を体温上昇度とし、3匹の動物の体温上昇度の合計値で判定

血液適合性試験(溶血毒性試験)(医療機器GLP可)

血液と接触する可能性がある医療機器やその原材料の血液への影響(溶血性)を確認するための試験です。医療機器またはその原材料の抽出液をウサギ脱繊維血に接触させ、溶血性の経時的な変化で評価します。
実験方法
血液接触後のインキュベーション時間 1、2、4時間
溶血率測定 吸光度法

埋植試験(皮下埋植試験)

生体内に埋植・留置される医療機器やその原材料の生体への局所的な影響を病理組織学的に確認するための試験です。皮下埋植試験は、損傷皮膚と接触する可能性のある医療機器や皮下に埋植される医療機器を対象とする試験です。医療機器またはその原材料をウサギの組織内(皮下)に埋植し、埋植物質の周囲に惹起される炎症反応の強さで評価します。
実験方法
埋植期間 短期1~4週間、長期12週間以上
肉眼的観察 埋植周辺組織の変化(出血、変色等)や被験物質の変色および変質などを観察
組織学的観察 顕微鏡下で、炎症性細胞浸潤や炎症反応を観察

遺伝毒性試験

  1. 復帰突然変異試験(エームス試験)
  2. 細菌を用いて、必須アミノ酸の合成に関与する遺伝子に起こる復帰突然変異を指標に変異原性を検出します。2種の菌株(TA100、TA98)を用いる簡易エームス試験と5種類の菌株(TA100、TA1535、T98、TA1537、WP2uvrA)を用いるエームス試験があります。

    菌株ネズミチフス菌 TA100、TA1535、T98、TA1537、大腸菌 WP2uvrA
    実施手法 プレート法(菌株と被験物質に反応時間はなく、寒天平板培地上で48時間培養)
    プレインキュベーション法(菌株と被験物質を37℃、100rpm、20分間反応した後、寒天平板培地上で48時間培養)
    判定 陰性コントロールで出現したコロニー数に対し2倍以上のコロニー数が認められる場合、変異原性ありと判定

    試験1回あたり受け入れ可能な検体数
    試験内容手法試験1回あたりの受け入れ可能な検体数
    簡易エームス試験2菌株(TA100、TA98) プレート法 最大4検体まで
    プレインキュベーション 最大3検体まで
    エームス試験5菌株 プレート法 / プレインキュベーション法 1検体

    * 簡易エームス試験2菌株は1検体からのご依頼も承っております。ご相談ください。


  3. 培養細胞を用いた染色体異常試験(医薬品GLP可)
培養細胞を用いて、染色体の形態や数の変化を指標に染色体異常誘発性を検出します。
細胞 :CHL/IU細胞(チャイニーズハムスター由来)

基本納品物

報告書

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参考価格・納期

サービス項目 価格(税抜) 納期(目安)
細胞毒性試験 お問い合わせ 1~1.5ヶ月
皮膚感作性試験 お問い合わせ GLP試験:3ヶ月
探索試験:2.5ヶ月
h-CLAT試験 お問い合わせ 1.5ヶ月
刺激性試験 お問い合わせ GLP試験:2ヶ月
探索試験:1.5ヶ月
眼装用試験 お問い合わせ 信頼性基準試験:3ヶ月
探索試験:2ヶ月
急性全身毒性試験 お問い合わせ GLP試験:2ヶ月
探索試験:1.5ヶ月
亜急性毒性試験 お問い合わせ GLP試験:投与・回復期間+4ヶ月
探索試験:投与・回復期間+3ヶ月
発熱性試験 お問い合わせ GLP試験:2ヶ月
探索試験:1.5ヶ月
血液適合性試験 お問い合わせ GLP試験:2ヶ月
探索試験:1.5ヶ月
埋植試験 お問い合わせ 短期試験の場合
信頼性基準試験:3ヶ月
探索試験:2.5ヶ月
復帰突然変異試験(エームス試験) お問い合わせ 1.5ヶ月
培養細胞を用いた染色体異常試験 お問い合わせ 2~3ヶ月

関連サイト