概要
APGO では、東京大学大学院医学系研究科、水島昇研究室で開発された遺伝子改変マウス(GLRマウス)
(*)をもとに、独自の最適化されたプロトコールを用いて、動物におけるオートファジー活性評価サービスをご提供しています。
(*) 本マウスに関する特許第06522597号について、東京大学より実施許諾をうけています。
特長
GLRマウスは、マウス体内で緑色蛍光タンパク質GFPと赤色蛍光タンパク質RFPの2種類の蛍光タンパク質をつなげたオートファジーマー力ー(LC3) が発現する遺伝子組み換えマウスです。24時間絶食後やラパマイシン配合飼料で4週間飼育したGLRマウスの肝臓組織では、オートファジーの活性化に伴いGFPの緑色蛍光が弱くなりRFPの赤色蛍光が強くなります(
fig.1) 。本試験では 、GLRマウスの肝臓組織ライセートの蛍光測定によりGFP / RFP比を調べることでオートファジー活性レベルを評価します。基底レベルに比較してGFP / RFP値が低い結果はオートファジーが活性化していることを示します(
fig.2) 。
試験までのフロー
| 事前相談 |
オンラインミーティングにて、詳細をお打ち合わせ |
| 試験計画立案 |
・実施内容のすり合わせ
・費用の御見積 |
| 合意・契約 |
・契約書の締結
・費用のご入金 |
| 試験開始 |
・凍結受精卵よりマウス個体を作出
・被験物質の受付
・特注飼育の作製
・飼育~投与
・採材
・オートファジー活性測定 |