クレハ分析センター / フナコシ ID: J01640

骨検査受託サービス ID: J01640

サービスについて

概要

骨・軟骨・歯をはじめとする硬組織に関わる多彩な骨検査受託サービスです。硬組織である「骨」を多面的に分析・解析する評価システムを確立し、骨・カルシウム代謝研究を支援しています。

特長

各種実験動物(マウス、ラット、ウサギ、イヌ、サル等)の摘出骨、歯および生検試料を対象として、検査および標本の作製を行います。

検査項目

骨形態計測
骨形態計測
採骨前の動物にあらかじめ蛍光カルシウムキレート剤を投与しておくことによって、同一標本から石灰化速度、骨形成速度など骨の代謝動態の情報が得られます。
非脱灰薄切標本を用いて、骨構造、骨形成、骨吸収などに関するパラメータを計測。骨の代謝機能を評価する最も確実な手段。
標本作製
非脱灰標本の作製 骨や歯などの硬組織を脱灰(薬品によるミネラルの除去)せずに、硬度のあるMMA樹脂またはGMA樹脂に包埋して作製。石灰化状態と細胞の観察用に有用な薄切標本と、本来の形状を保持したまま観察できる研磨標本がある。
脱灰標本の作製 硬組織をEDTAや酸を用いて脱灰し、パラフィンに包埋。一般染色、酵素染色や免疫組織化学用標本。細胞の詳細な観察に適する。
免疫組織化学標本の作製 硬組織の脱灰パラフィン切片の免疫組織化学標本を作製。
一般検査
・骨構造解析
・マイクロフォーカス
・X線CT
摘出骨内部の微細構造を非破壊的に観察・計測できる。観察が終了した骨は硬組織標本作製にも利用することが出来る。
・骨構造解析
軟X線写真撮影・CMR
骨の形態学的(マクロ)構造の観察に適している。
・骨灰分分析
・ICP発光分光分析
(誘導結合プラズマ分光分析)
骨灰分中のCa、P、Mgのほか、骨中に含まれる微量元素を10ppbレベルまで定量。
骨強度試験(骨力学測定) 骨の物理的強度の検討用に、3点曲げ試験、圧縮試験、動的粘弾性試験を用意。
骨密度測定(DXA) 骨密度測定 小動物から摘出した骨の骨密度、骨塩量をX線で非破壊的に測定します。この方法は短時間で多数の検体を測定できるため、ファーストスクリーニングとしても用いられます。

ご注文に関して

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参考価格・納期

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