ID: K04137
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Cytiva / グローバルライフサイエンステクノロジーズジャパン
VIA Extractor(Omics Bundleシステム)
- サンプル調整の自動化で細胞生存率や再現性を向上し、シングルセル研究をスピードアップします。
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VIA Extractor(Omics Bundleシステム)
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VIA Extractor組織分散装置は、固形組織を生存可能なシングルセルに分散します。ハイスループットのオミックス研究やフローサイトメトリー研究に使用するため、この閉鎖系システムは穏やかな処理で収量を最適化し、元サンプルと比較して含有量を維持します。
- 穏やかな処理により、細胞の生存率と収量を最適化し、元サンプルとの相対的な含有量を維持することができます。
- 標準化、自動化されたプロセスにより、サンプル間のばらつきを低減します。
- 固形組織からシングルセル懸濁液まで、わずか10分で分散します。
- VIA Freeze速度制御フリーザーを使って処理速度、温度、時間の設定を調整し、サンプルの種類とサイズに応じて最適な結果を得ることができます。
- シングルユースのパウチで最大3つのサンプルを並行して処理できるため、コンタミネーションのリスクを最小限に抑えることができます。
シングルセル解析のサンプル調整における細胞生存率や再現性を向上し、実験結果のクオリティを上げて早く研究の成果を出したい方におすすめです!
現在のシングルセル懸濁液へのサンプル分散技術は、一般的に手動による機械的破壊もしくは酵素的破壊を伴うため、収量や生存率が低く、ライブラリ調製には適していません。VIA Extractor 組織分散装置は、細胞の生存率を最適化し、元サンプルと比較して細胞の含有量を維持する半自動化された穏やかな処理によって、これらの課題を克服しています。
* 研究用(RUO)です。診断用には使用できません。
- 穏やかな処理により、細胞の生存率と収量を最適化し、元サンプルとの相対的な含有量を維持することができます。
- 仕様
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シリーズ Omics Bundleシステム 本体のサイズ
(W)x(D)x(H)mm180×130×210 重さ 3.1kg 電源 100~240 VAC 50/60Hz 24VDC 2.5A 60W コントロールシステム VIA Freeze Uno プログラム可能な温度範囲 0℃から+40℃ 最低装置温度 0℃設定時 +3.5℃(周囲温度20℃) 最高装置温度 40℃設定時 +39℃ (周囲温度20℃) 温度センサー範囲 -10℃~+50℃(表示のみ) 温度センサー精度 ±2 プログラム可能な速度範囲 60から240rpm 騒音レベル 1mで<75db(A) 断熱材タイプ Class III 過渡期過電圧 過電圧カテゴリーI エンクロージャー保護等級 IP 20 希望小売価格
(税抜)5,742,560円
(税込 6,316,816円)
- アクセサリー
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品名 型番 希望小売価格
(税抜)Omics Clamp 29509355 20,000円 Omics Applicator Pack 60 29509359 5,340円 Omics Pouch Pack 10 29509336 135,200円
オミックスアプリケーションには、以下のものが必要です。
●VIA Extractor 組織分散装置(Tissue disaggregator):ヒトおよび動物の固形組織または腫瘍を分散するための装置です。
●VIA Freeze 速度制御フリーザー:カスタマイズ可能な凍結プロファイル、電子制御システム、伝導冷却方式を組み合わせ、GMPに準拠した凍結保存を最適化する液体窒素フリーの速度制御フリーザーです。
●オミックスクランプ:サンプル挿入後の密封性を高め、組織分散をする際にバッグをサポートします。
●オミックスパウチ:シングルユースのマルチコンパートメントパウチで、消化酵素溶液を添加するためのチューブが付属しています。
●オミックスアプリケーター:組織サンプルをオミックスパウチに挿入するための開放型サンプル挿入シリンジです。
実験を始める前に、こちらもご用意ください。
●鉗子またはピンセット
●ルアーロック式5mLシリンジ
●ヒートシーラー
VIA Extractor 組織分散装置は、VIA Freeze 速度制御フリーザーに設置しないと作動しませんのでご注意ください。VIA Freeze 速度制御フリーザーをお持ちでない場合は、オミックスバンドルをご注文いただく必要があります。
効率性とGMP遵守のための自動化
VIA Freeze 速度制御フリーザーは、製造オペレーションおよびサプライチェーン物流を監視するための統合デジタルプラットフォームを提供するChronicle オートメーションソフトウェアによって実現されています。eSOPを使用して出荷を追跡し、サードパーティが提供するトラッキング装置からのリアルタイムデータとともに、完全なChain of Custodyを管理・記録することが可能です。記録をデジタル化することで、GMPコンプライアンスを強化し、サンプルの安全性を向上させることができます。