インキャパシタンステスト装置

ID:K04947

後肢に炎症または神経損傷を持つ実験動物モデルの自発痛評価に

インキャパシタンステスト装置

両足圧力差痛覚測定試験は、後肢に炎症または神経損傷(神経障害や切開など)を持つ実験動物モデルの自発痛評価に適しています。従来の侵害性閾値測定の場合、痛覚感受性レベルの測定は可能ですが、侵害刺激を与えない限り自発痛レベルを評価できません。
この試験では、ホルダーに被験動物を入れ、2枚のセンサープレートの上に置きます。動物は自発痛のある肢に体重がかからないような体勢をとります。動物が左右の後肢にかけている体重を2枚のセンサーで別々に測定することで、自発痛のある肢をかばっている状態を数値化できます。

後肢に傷がないラットの場合、片方の肢をかばう必要がないので、両方の後肢に均等に体重がかかります。ラットの一方の後肢の組織を傷つけると、センサーにかかる体重配分に変化が生じ、損傷した後肢にかかる重量が小さくなります。

各センサーにかかっている現在の重量値がコントロールユニットのLCDディスプレイに表示されます。表示値の単位(グラム、ニュートン、オンス、ポンド)はユーザが選択できます。試験の開始と停止をリモートフットスイッチで制御できるので、両手を使って実験を行えます。

タッチスクリーン式のコントロールユニットには、測定中、試験対象となる動物グループの統計データ(平均値とSD値)も表示できます。

オプションのソフトウェア(BIO-CISソフトウェア)で下記にも対応いたします:
・実験内容の設定
・両足重量のリアルタイムモニタリング
・実験結果のグラフ化
・実験結果のエクスポート
(CSV形式)

仕様

シリーズ マウス用インキャパシタンステスト(SWB)装置 ラット用インキャパシタンステスト(SWB)装置
型番 BIO-SWB-TOUCH-M BIO-SWB-TOUCH-R
本体のサイズ
(W)x(D)x(H)mm
200×100×40(ホルダーを含めない)
電源 100V
分解能 0.2g
測定時間 1~99秒
加重範囲 0~2,000g
希望小売価格
(税抜)
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